風しんを予防しましょう
風しんについて
風しんは、風しんウイルスに感染して起こる感染症です。
主な症状として、発疹、発熱、リンパ節の腫れが認められます。
風しんウイルスは、感染者の咽頭から排出されて、飛沫感染しますが、発疹の出る1週間前から、発疹が出た後1週間くらいまでは感染力があるといわれています。
妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、お腹の赤ちゃんにも感染して、心臓や目、耳などに重い障害を起こす可能性が高いことが知られています。
風しんの予防策について
風しんを予防するには、風しんワクチンの予防接種が効果的です。予防接種法による定期接種対象者以外の方は医療機関で任意接種(費用は自己負担)として接種することができますので、接種についてご検討ください。
定期接種対象者には村から通知が届きます。早めに予防接種を受けましょう。
●第1期:1歳~2歳
●第2期:小学校就学前の1年間
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性の方
●定期予防接種制度の対象外だったため抗体保有率が低いとされており、
2019年度から令和6(2024)年度まで追加的対策を実施してきました(第5期定期予防接種)。
●令和6年度末までに受けた抗体検査の結果により風しんの抗体価が不十分であった方のうち、
麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の偏在等が生じたことを理由にワクチン接種が
受けられなかった方は、令和9年3月31日まで風しんワクチンの接種を受けることができます。
抗体価の低い妊婦と同居している家族、今後妊娠を希望する女性
風しん抗体検査事業(長野県事業)
長野県では、妊娠を希望する女性やその同居家族等を対象に、風しん抗体検査を無料で実施しています。
対象者、検査内容、検査場所、持ち物等は長野県ホームページをご確認ください。